
当院の神経科の特徴
「急に立てなくなった」「けいれんを起こした」といった神経系の症状は、飼い主様にとって最も強い不安と恐怖を感じる症状のひとつです。神経疾患は、椎間板ヘルニアのように緊急の対応が求められるものから、てんかんのように長期的な管理が必要なものまで幅が広く、時間の経過が回復の可能性を大きく左右することもあります。
ホームドクターとして相談から緊急性の高い症状まで幅広く対応
当院では、神経科を動物の一生涯に関わるホームドクターとして特に迅速な対応が求められる診療領域のひとつと位置づけ、些細な違和感のご相談から、緊急性の高い症状への対応まで、幅広く対応しています。
様々な検査を組み合わせて正確な評価を見極めます
神経系の症状は、原因となる部位や病気によって現れ方が大きく異なり、飼い主様の日頃の観察と、専門的な神経学的検査を組み合わせることで、初めて正確な評価が可能になります。当院では、問診と身体検査、神経学的な検査によって障害されている部位をある程度絞り込んだうえで、必要に応じて画像検査などのより専門的な検査へとつなげています。
対応が難しい症例は大学病院や専門医と連携
当院に在籍する獣医師はそれぞれ得意分野を持ち、神経領域についても学会参加や院内セミナーを通じて継続的に知識を深めており、当院内での対応が難しいMRI検査や高度な外科手術が必要な症例については、大学病院や神経科の専門医・認定医とすぐに連携できる体制を構築し、二次診療に近いレベルの検査・治療にもつなげられるようにしています。
インフォームドコンセントの徹底
治療方針を決める際には、インフォームドコンセントを徹底し、飼い主様のご理解度に合わせた言葉で、考えられる病気や重症度、治療の選択肢とそれぞれの見通しを丁寧にご説明します。緊急手術が必要な状態であっても、内科的な管理で経過を見る状態であっても、最終的にどのような治療を選ぶかは、飼い主様が主体的にご判断いただけるよう、選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを丁寧にお伝えしています。
年中無休の診療体制のもと、スピード感を持って検査・診断
神経疾患は、症状に気づいてからの時間の経過が回復の可能性を左右することが多くあります。当院では、飼い主様の不安を長引かせないよう、年中無休の診療体制のもとスピード感を持って検査・診断を行い、「病院都合で先送りにしない」対応を徹底しています。
「最近ふらついている気がする」「一瞬ぼーっとする様子があった」といった些細な変化でも、どうぞ遠慮なくご相談ください。当院は、飼い主様とペットのすぐそばで、神経の健康を守り続ける存在でありたいと考えています。
こんな症状があれば神経科へ
- 急に立てなくなった、後ろ足を引きずるようになった
- 四肢すべてがうまく動かせない様子がある
- けいれんを起こした、体が痙攣している
- 意識がぼんやりしている、一瞬ぼーっとする様子がある
- ふらつき、歩き方がおかしい
- 頭が傾いている、同じ方向にぐるぐる回る
- 首や背中を痛がる、触ると鳴く
- 顔の左右で表情が違う、まぶたが下がっている
- 目の動きがおかしい、眼球が震えている
- 排泄のコントロールがうまくできなくなった
- 食べ物や水をうまく飲み込めない様子がある
- 元気がなくなった、反応が鈍くなった
- 高齢になってから夜鳴きが増えた、昼夜逆転している
- 物忘れのような行動、迷子になりやすくなった(高齢の場合)
- けいれんが繰り返し起こる、なかなか止まらない
神経系の症状は、原因となる部位や病気によって、緊急性が大きく異なります。
特に、椎間板ヘルニアなどによる脊髄の圧迫は、時間の経過とともに損傷が進行し、対応が遅れるほど回復の可能性が下がることが知られています。「後ろ足を引きずる程度だから」「そのうち治るだろう」と様子を見てしまうと、取り返しのつかない状態に進行してしまうこともあります。
また、けいれんが止まらない、繰り返し起こるといった状態は緊急性が非常に高く、一刻も早い対応が必要です。
高齢の犬・猫では、夜鳴きの増加や昼夜逆転、物忘れのような行動といった、認知機能の変化が見られることもあり、「年のせい」と見過ごされがちですが、こうした変化にも神経科的な視点からのアプローチが有効な場合があります。
当院では年中無休で診療を行っておりますので、気になる神経系の症状に気づいた際は、時間を置かずにご相談ください。可能であれば、症状が出ているときの様子を動画に撮影しておいていただくと、診断の大きな手がかりになります。
お気軽にお問い合わせください
診療時間/9:00~12:00、16:00~19:00、20:00~22:00

当院の神経科で実施している検査
- 問診・神経学的検査
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反射や姿勢反応の確認による、障害部位の絞り込み
- 身体検査
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全身状態、痛みの有無、麻痺の程度の確認
- 血液検査
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全身状態の評価、神経症状の背景にある内科的な病気の確認
- レントゲン検査
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骨格の異常や、脊椎の状態の確認
- 超音波検査
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内臓の状態や、全身性の病気が関与していないかの確認
- 眼底検査
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神経症状に関連する眼の異常の確認
- 脊髄造影検査
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椎間板ヘルニアの診断に有用
- CT検査
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骨病変や出血性病変の評価に有用な断面画像検査
- 高度画像検査への橋渡し
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MRI検査が必要な場合の専門機関へのご紹介
神経科の検査で重要なのは、まず神経学的検査によって、どの部位に異常があるのかを丁寧に絞り込んでいくことです。反射の確認や姿勢反応のチェックなど、専門的な診察手技を通じて、脳なのか、脊髄なのか、あるいは末梢神経なのかといった大まかな見立てを立てることができます。この段階的な評価によって、本当に必要な検査を見極め、動物への負担を最小限に抑えることを大切にしています。
当院での検査で神経症状の原因がある程度絞り込めた場合、内科的な管理で経過を見ることもありますが、椎間板ヘルニアなど脊髄の圧迫が疑われる症例や、MRI検査による精密な画像評価が必要と判断した症例については、大学病院や神経科の専門医・認定医へ速やかにご紹介しています。
特に、後ろ足の感覚が完全に失われているなど重症度が高いと判断される場合には、一刻を争う対応が必要となるため、当院での初期評価から専門機関への紹介まで、スピード感を持って進めることを心がけています。紹介後のアフターケアについても、当院が責任を持って継続して担当いたします。
犬で多い神経科の病気
- 椎間板ヘルニア
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背骨の間のクッションが飛び出し、脊髄を圧迫する病気
- 特発性てんかん
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はっきりした脳の構造的異常が見当たらない、繰り返す発作性の病気
- 水頭症
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脳内に脳脊髄液が過剰に溜まる、小型犬に多い先天性の病気
- 前庭疾患
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平衡感覚に関わる器官の異常による、頭の傾きやふらつき
- 認知機能不全
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高齢犬に見られる、人の認知症に似た行動の変化
- 脳炎
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免疫の異常などにより脳に炎症が起きる病気、進行が早いことがある
- 末梢神経障害
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手足の感覚や動きに関わる末梢の神経の異常
椎間板ヘルニア
犬の神経疾患の中でも特に多いのが椎間板ヘルニアです。特定の犬種では若齢から発症しやすい傾向があり、背中を痛がる、足を引きずる、後ろ足が立てなくなるといった段階的な症状が見られることがあります。この病気は、症状の重症度によって回復の見込みが大きく異なるため、早期の受診と正確な評価が非常に重要です。特に、後ろ足に痛みの感覚がまったくなくなっている場合は、一刻を争う状態であり、緊急での対応が求められます。
特発性てんかん
また、特発性てんかんは6か月から6歳頃までの間に発症することが多く、発作が起きていない間は普段通り元気に過ごせることが多い病気です。「一生治らない病気」と捉えられがちですが、適切な管理によって発作のない穏やかな日常を目指すことができます。
高齢犬
高齢犬では、夜鳴きや昼夜逆転、物忘れのような行動が見られる認知機能不全も多く、日頃の行動の変化を観察していただくことが早期の気づきにつながります。
猫で多い神経科の病気
- 前庭疾患
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平衡感覚に関わる器官の異常による、頭の傾きやふらつき
- 特発性てんかん・症候性てんかん
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繰り返す発作性の病気
- 脳炎・髄膜炎
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感染や免疫の異常により脳や脊髄の膜に炎症が起きる病気
- 脊髄疾患
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外傷や血栓などによる脊髄の異常
- 末梢神経障害
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全身性の病気に伴って手足の動きに異常が出ることがある
- 認知機能不全
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齢猫に見られる、行動の変化
猫の神経疾患は、犬と比べて症状が分かりにくいことが多く、飼い主様が気づいたときにはすでに進行しているケースも少なくありません。
前庭疾患
前庭疾患は、猫でも比較的よく見られる病気で、突然頭が傾く、ふらついて歩けなくなる、目が小刻みに動く(眼振)といった症状が特徴です。多くの場合は特発性のもので、時間の経過とともに改善が見込めることもありますが、他の重篤な病気との鑑別が必要なため、一度きちんとした評価を受けていただくことをおすすめしています。
また、猫は本能的に不調を隠す習性があるため、けいれんのような明らかな発作以外にも、「一瞬ぼーっとする」「急に固まる」といった軽微な発作症状を見逃してしまうことがあります。
高齢猫
高齢猫では、夜鳴きの増加や生活リズムの変化が、加齢だけでなく神経系の変化や他の病気のサインであることもあるため、「年のせい」と決めつけずに、気になる変化があれば一度ご相談いただくことをおすすめしています。
猫は身体を触られることを嫌う動物ですので、当院ではできる限りストレスの少ない検査・診察を心がけています。

当院での神経科診療実績
当院では、年中無休の診療体制のもと、ふらつきやけいれんといった日常的なご相談から、椎間板ヘルニアが疑われる緊急性の高い症例、高齢動物の認知機能の変化に関するご相談まで、幅広い神経科診療にあたってきた実績がございます。「急に立てなくなった」「けいれんを起こした」といった緊急性の高いご相談にも、年中無休の体制を活かして迅速に対応し、初期評価と適切な連携先への橋渡しを行ってまいりました。
当院は一次診療の動物病院ではありますが、神経学的検査や各種画像検査を活用し、椎間板ヘルニアに対する外科手術など、二次診療に近いレベルでの初期診断・初期対応が可能な体制を整えています。そのうえで、MRI検査による精密な画像診断など、当院での対応が難しいと判断した症例については、大学病院や神経科の専門医・認定医へ速やかにご紹介する連携体制を構築しています。
他院で「原因がはっきりしない」「治療の効果を実感できない」といったお悩みを抱えて来院される飼い主様のセカンドオピニオンにも、積極的に対応しております。

紹介後についても、当院が窓口となって経過を把握し、日常的な投薬管理やリハビリテーションのサポート、アフターケアについて責任を持って継続して担当いたします。
神経疾患は、緊急対応から長期的な管理まで幅広い視点が必要な診療科であるからこそ、当院では飼い主様と長く伴走しながら、「この病院なら安心して任せられる」と思っていただけるような診療実績を積み重ねてまいりました。


当院での神経科における治療法
当院の神経科治療は、神経学的検査や各種検査によって得られた客観的なデータと、飼い主様からお伺いした日頃の様子とを総合的に判断し、根拠に基づいた治療方針をご提案することを基本としています。
軽度の椎間板ヘルニアなど
軽度の椎間板ヘルニアなど、内科的な管理で経過を見ることが可能なケースについては、安静(ケージレスト)を中心とした管理と、痛みのコントロールを行いながら経過を観察します。手術が必要な場合には当院で手術を実施しています。手術が困難な場合は、再生医療による治療のご提案も可能です。
てんかん
てんかんについては、発作の頻度や重症度を評価したうえで、内服による発作のコントロールを中心とした長期的な管理を行います。「一生付き合っていく病気」であることを丁寧にご説明しつつ、発作のない穏やかな日常を取り戻すことを目標に、飼い主様と一緒に治療を続けていきます。
高齢動物の認知機能の変化
高齢動物の認知機能の変化については、生活環境の工夫や日常のケアの見直しなど、投薬以外の方法もあわせてご提案し、飼い主様の負担にも配慮しながら管理方法を考えていきます。
神経科専門医・認定医と連携する体制
当院だけで対応が難しい複雑な症例については、大学病院や神経科の専門医・認定医と連携し、より専門的な検査・治療につなげる体制も整えています。連携後についても、当院が継続して経過を把握し、リハビリテーションのサポートや日常生活でのアドバイスなど、身近なホームドクターとしての役割を担い続けます。治療をどこまで行うかは、飼い主様のご意向を第一に、ご相談しながら柔軟に対応いたします。

当院での神経科治療の流れ
お電話またはLINE予約より、神経系の症状をお伝えください。急に立てない、けいれんが止まらないなど緊急性が疑われる場合は、その旨をお申し付けいただければ優先的にご案内いたします。可能であれば、症状が出ているときの動画をご準備いただくとスムーズです。

症状に気づいた時期、症状の変化、発作の頻度や持続時間などを詳しくお伺いします。

反射や姿勢反応の確認、全身状態の評価を行い、この時点で考えられる障害部位や、必要な検査についてご説明します。

血液検査、レントゲン検査など、まずは負担の少ない検査から行います。検査の目的や所要時間、費用の目安についても事前にお伝えします。

検査結果をもとに、考えられる病気や重症度を、専門用語をできるだけ避けながら丁寧にご説明します。内科的な管理で経過を見る場合と、専門的な検査・治療が必要な場合、それぞれの選択肢についてメリット・デメリットも含めてお伝えし、どこまでの検査・治療を希望されるかを一緒に検討します。

ご納得いただいた方針に基づき、治療を開始します。MRI検査や外科手術が必要と判断した場合は、速やかに大学病院や専門医をご紹介します。

てんかんなど長期管理が必要な病気については、定期的な通院により発作の頻度や状態の変化を確認しながら、治療内容を適宜調整していきます。

手術後や麻痺が残っている場合には、ご自宅で無理なく続けられるケアの方法について丁寧にご案内します。
神経疾患は、時間の経過が回復の可能性を左右することが多いため、当院ではこの一連の流れを「病院都合で先送りにしない」スピード感で進めることを大切にしており、検査結果はできる限り早くご説明し、治療の途中で疑問や不安を感じた際にはいつでもご相談いただける体制を整えています。
神経科疾患の早期発見に必要なこと
- 日頃から歩き方や姿勢、動作の様子を観察しておくこと
- けいれんや発作のような様子があれば、頻度や持続時間、様子を記録しておくこと
- 「年のせい」「一時的なものだろう」と決めつけず、些細な変化でも早めに相談すること
- 足を引きずる、痛がるといった症状を、軽度だからと様子を見過ぎないこと
- 気になる症状が出た際は、できるだけ動画に撮影しておくこと
- 高齢期に入ったら、夜鳴きや生活リズムの変化にも注意を払うこと
- 猫は不調を隠しやすいため、より注意深い観察を心がけること
- かかりつけの動物病院を決めておき、神経系の状態の経過を継続的に共有できる関係を築いておくこと
症状に早く気付くことが大切
神経疾患は、進行のスピードが早いものが多く、飼い主様が「これくらいなら大丈夫」と様子を見ているうちに、回復が難しい状態まで進行してしまうことがあります。特に椎間板ヘルニアのように、脊髄の損傷が時間とともに進行する病気では、症状に気づいてからの早い対応が、その後の回復に大きく影響します。また、てんかんや認知機能の変化のように、初期には軽微な症状しか見られない病気については、日頃の様子との違いに気づくことが早期発見の鍵になります。
飼い主様によるご自宅での観察が大切
早期発見のためには、動物病院での検査だけでなく、ご自宅での日々の観察と記録が欠かせません。「最近、少しふらついている気がする」「一瞬ぼーっとする様子があった」といった些細な気づきが、重大な神経疾患の発見につながることは珍しくありません。当院では、そうした飼い主様の気づきを診断の重要な手がかりとして真摯に受け止め、必要な検査へとつなげています。年中無休の診療体制を整えているのも、「気になったときにすぐ相談できる」環境を提供したいという思いからです。神経の症状は命や生活の質に直結することもあるからこそ、些細なことでも構いませんので、早めにご相談ください。
神経科におけるQ&A
Q.少し足を引きずっているだけなのですが、すぐに受診すべきでしょうか?
A.軽い症状に見えても、椎間板ヘルニアなど進行性の病気の初期症状である可能性があります。特に、症状が悪化してきている、痛がる様子が見られるといった場合は、早めのご相談をおすすめしています。当院は年中無休で対応しておりますので、迷われた際はお気軽にお問い合わせください。
Q.けいれんが起きたら、家でどうすればいいですか?
A.けいれん中は無理に体を押さえつけず、周囲の危険なものを遠ざけて安全を確保し、発作の様子や持続時間を可能であれば動画に撮影してください。発作が数分以上続く場合や、短時間に繰り返し起こる場合は、様子を見ずにすぐにご連絡ください。
Q.MRI検査は必ず受けなければいけませんか?
A.すべての症例でMRI検査が必要というわけではありません。当院での神経学的検査や基本的な画像検査で、ある程度の見立てが立てられる場合もあります。より精密な評価が必要と判断した場合には、専門医療機関と連携してご案内いたしますので、まずは当院での検査から状態を確認していきましょう。
Q.てんかんと診断されたら、一生お薬を続けなければいけませんか?
A.多くの場合、長期的な内服による管理が必要になりますが、適切な治療によって発作の頻度を抑え、穏やかな日常を送ることは十分可能です。治療の見通しについても丁寧にご説明し、飼い主様のご負担にも配慮しながら管理方法を一緒に考えていきます。
Q.他院で神経の治療を受けていますが、セカンドオピニオンとして相談できますか?
A.もちろん可能です。セカンドオピニオンは、現在の主治医の先生を否定するものではなく、多角的な視点を持つことで治療への納得感を深めるための選択肢の一つです。可能であれば、これまでの検査結果や治療内容がわかる情報をご持参いただけますと、よりスムーズにご相談を進められます。
Q.当院で対応できない場合はどうなりますか?
A.MRI検査や高度な外科手術など、当院での対応が難しいと判断した場合は、大学病院や神経科の専門医・認定医をご紹介いたします。ご紹介後も、日常的な投薬管理やリハビリテーションのサポートについては当院が継続して担当いたしますので、「紹介されたら終わり」ということはございません。安心して当院にご相談ください。

犬で多い神経科の病気
猫で多い神経科の病気